山城屋(越の鶴)と山家屋(越の川)が合併したことで、越銘醸株式会社が誕生しました。 豪雪地帯で知られる栃尾地区にある越銘醸株式会社の酒蔵は、冬には雪で覆いつくされます。 しかしそれが酒づくりにはいい環境となるのです。 雪は空気をきれいにしますし、降り積もった雪はやがて酒づくりにとって最適な仕込み水へと変化します。 そんな越銘醸の定番のお酒は、「越の鶴 別撰」や「越の鶴 本醸造」などです。 越の鶴 別撰は、ちょうどいいコクがあるのが特徴のお酒です。 冷でもお燗でも、おいしくお飲みいただけます。
諸橋酒造は1847年に創業した、歴史のある酒蔵です。 そんな諸橋酒造と言えばやはり「越乃景虎」です。 栃尾と馴染み深い上杉謙信の元服名である「長尾景虎」にちなみ、越乃景虎がつくられました。 栃尾という地区は、豊かな自然を誇っている地区です。 そんな地区でしかつくれないお酒、それが越乃景虎なのです。 越乃景虎の仕込み水には、全国名水百選にも名を連ねる「杜々の森」から湧き出る水と、蔵の敷地にある井戸から汲み上げられた水が使われています。 また越乃景虎には、本醸造や超辛口本醸造、純米酒などの種類があります。
朝日酒造の歴史は、1830年から始まりました。 朝日酒造は「酒蔵のある里づくり」という活動をしています。 その活動の一環として行われているのが「もみじの里づくり」です。 もみじの苗木を贈呈するなど、美しいもみじの風景を守るために熱心に活動をしています。 また「ほたるの里づくり」という活動も行っています。 ほたるが飛び交うような美しい環境をつくるための自然保護活動に積極的に取り組んでいます。 この様に自然保護活動にも熱心な朝日酒造では「朝日山」「久保田」「越州」などのお酒が有名です。